普天間飛行場配備 オスプレイ 沖縄県民大会
新型輸送機 オスプレイ の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)への配備に反対する
県民大会 が!2012年9月9日 午前11時~から
普天間飛行場 の近くにある 宜野湾海浜公園 多目的広場で開かれました。
主催者発表によると、参加者は10万1千人。
大会では「県民はこれ以上の基地負担を断固として拒否する」として、
オスプレイ配備計画の撤回と!
普天間飛行場の閉鎖・撤去を求める決議を採択した。
米軍基地をめぐる県民大会では過去最大の規模になった。
当日は、仲井真弘多(ひろかず)知事も出席予定でしたが・・・。
「市民運動と行政には役割分担がある」として大会を欠席。
「事故原因が究明され、安全性が証明され、県民の不安が払拭(ふっしょく)されない限り、(配備には)絶対に反対だ」
とするメッセージを寄せられました。
オスプレイはヘリコプターのように垂直に離着陸する機能と、
固定翼機のもつ速度を兼ね備えた新型機
ですが・・・
4月にモロッコ、6月に米フロリダ州と墜落が相次いだ事故も報告されています。
垂直離着陸機MV22オスプレイ
MV22「オスプレイ」は、全長19メートル、
全幅25メートルあまりの最新鋭の輸送機です。
搭載量は23トン、最高速度は509キロです。
■photo by HooLengSiong
オスプレイは、
2つの回転翼を上に向けてヘリコプターのように離着陸し、
水平方向に向けて固定翼機のようにも飛行できる輸送機で、
アメリカ海兵隊は、滑走路のない場所にも、
より迅速にかつ大勢の兵士を投入できるとしています。
そして、従来の中型輸送ヘリコプターCH46よりも、
速度は2倍、輸送できる重量は3倍だということです。
さらに、CH46は、空中で給油を受けられず、
作戦行動半径が140キロなのに対して、
オスプレイの行動半径は、
1回の空中給油で1000キロ以上に拡大。
海兵隊は、オスプレイを沖縄に配備すれば、
沖縄を拠点にした作戦の範囲が北朝鮮や南シナ海にまで達するとしています。
■photo by BoyerAir
オスプレイ 沖縄配備完了へ
米海兵隊は、2012年10月6日。
垂直離着陸輸送機 オスプレイ を配備先の米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)に、
日本国内に搬入した12機すべての沖縄配備が完了しました。
米海兵隊は2013年秋までにさらに12機を
普天間基地に配備する計画だそうです。