「おかえり、おにいちゃん」という、
スペイン・バルセロナの小児癌救済協会のコマーシャル。
興味のある方は是非見て欲しい。
感動する映画を観たのと同じくらいのCM
教えてもらって、見つけた海外のCMなんですけど。
一切台詞はなく、音楽と映像だけ!
可愛い女の子が一人でお留守番していて
家族が帰ってくるのを待っている様子の設定。
女の子が急に跳ね起きて窓の外を見て、家族が車で帰ってきたのを見つける。
突然!?
女の子は洗面台に行き、ハサミを取り出して無造作に自分の髪を切り始める。
どんどん切っていく。
玄関に駆け寄りドアを開けた時。
トラ刈りになっている女の子の髪に驚く3人。
お父さんとお母さんとそして大好きなお兄ちゃん。
お兄ちゃんにそっと差し出した女の子の手には
ぎっしり握られた髪の毛が。
そして、それを受け取ったお兄ちゃんは・・・
代わりにかぶっていたキャップを妹にかぶせると。
お兄ちゃんの頭は、一本の毛も残っていない丸坊主だった。
おそらく病気の治療の副作用によって抜けてしまったのだろう。
この瞬間、今まで謎だった女の子の髪を切った行為の意味を知りました。
わずか50秒のCMを観てそう感じる人はたくさんいるだろう。
闘病生活をしていた大好きなお兄ちゃんの為にと想って、
取った行動!
自分に出来る!一杯一杯の深い愛情に、屈託のない笑顔に思わず涙があふれてくる。
もちろん、切ったその髪は何の役にも立たないかもしれない
しかし!これ以上の愛情表現はないだろう。
自分の大切なものを手放してでも相手の為にというこの犠牲愛は、
人間がとれる最も美しい行為だとマジで想いました。
世の中がこんな素敵な愛情であふれたら!
1人1人が自分の事ばかりではなく、あなたが周りの人にとれる最善を尽したら!
素敵ですね~