知識と能力は似ているようで実はまったく異なるものです。
どちらが重要かはその目的によって変ってくるのです。
例えば「英語」というジャンルで考えてみましょう。
明日!あなたが英語の試験があるとします。
あなたにとって重要なのは英語の知識(知っていること)でしょうか?
それとも能力(できること)でしょうか?
by O.S. Fisher
知識ですよね。
英語の能力(話せる)があったとしても
知識がなければ英語の試験でよい点数は取れません。
それが証拠に、
私たち日本人はほぼ100%日本語の能力(話せる)がありますが、
国語の試験で必ずしも全員が100点を取れるとは限りません。
では、もし!あなたがアメリカ人と英語で会話をするとしたら、
英語の知識と能力のどちらが重要でしょうか?
もちろん能力ですね。
私たちは英語の試験の点数がよい生徒が必ずしも
外人と話せるわけではないということを知っています。
どちらがいいとか悪いではなく
目的に応じて知識と能力とどちらが重要かが違うということです。
現場で成果を上げるためには
では、今!
あなたにとって現場で成果を上げるためには、
知識と能力とどちらが重要ですか?
もちろん能力ですよね。
by seanmcgrath
知識を身につけるためには理解すればいいのです。
しかし、能力にするためには繰り返し反復が必要です。
あなたにとって必要な能力を繰り返し反復し、
実践でも繰り返し反復して能力に変えてください。
知識を能力にするためには少し時間がかかります。
腕立て伏せ100回やる方法(知識)は本を読めばすぐに理解できますが、
実際にやるためには数週間あるいは数ヶ月掛かる場合があります。
すると途中で諦めたり、挫折したりする可能性ができてしまうのです。
毎日少しずつでも繰り返し反復すればいいと「知って」はいても
「できて」いるとは限らないのです。
より確実に能力を身につけるための「繰り返し反復力」を身につける。
どんなことでも能力に変えられるとしたら!
あなたはどんな能力を身につけますか?