『奇蹟のリンゴ』と呼ばれ、絶対に
実現不可能といわれた完全無農薬のリンゴ栽培に成功した
木村秋則さんにスポットを当てたドキュメントでした。
by JD Hancock
それは『農薬に弱い奥さんのために農薬を使わないリンゴを作りたい』
という思いから始まりました。
しかし、徐々に農薬を減らしていく段階までは順調だったものの、
完全無農薬までの道のりは遠いものでした。
失敗を重ね、8年という歳月をかけてようやく無農薬に成功したそのりんごは
現在では『奇蹟のリンゴ』と呼ばれ、入荷困難なほどの人気ぶりなんだそうです。
しかし、失敗続きの8年間は、ほぼ無収入。
実家からもらう僅かな米と畑に生える雑草のおかゆで生活していました。
周りからも馬鹿にされ、実家から早く止めるように言われ
四面楚歌の状態の中でも、木村さんは自らの逃げ道をふさぎ、
信じ続けてくれる家族に支えられながら努力を続けました。
そうしてついに完全無農薬のリンゴ(初めの年はわずか2個)ができました。
6歳の娘が初めて味わう父の作ったリンゴは格別でした。
失敗し続けた時と成功する時の明かな違い!
木村さんが失敗し続けた7年間と8年目以降には明かな違いがあります。
失敗の7年間は「ツボとコツを押えなかった繰り返し反復」
成功の8年目以降は「ツボとコツを押えた繰り返し反復」だったのです。
今、木村さんのところには、無農薬でリンゴを栽培する方法の問合せが数多くあるそうです。
新たなことを始める時は試行錯誤がつきものです。
あなたの周りに成功している人がたら、そのツボとコツを学び、
仕入れ、繰り返し反復することがうまくいくツボとコツかもしれません。
この方が『木村秋則』さんです。